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シーズーってどんな犬?

神聖な動物とされていたシーズー

シーズーは、チベットの寺院で飼われていて、当時は神聖な動物として大事にされていました。
その後、中国一帯でもその見た目の高貴さなどから貴族や王族が好んで飼うようになり、宮廷の動物として定着していました。
しかし、中国で革命が起きると高貴な象徴としてのシーズーが虐殺されるという事態が起こり、個体数が激減してしまいました。

しかし、その虐殺を生き残ったシーズーがヨーロッパに渡り大事に保護されてきました。
その後世界中に輸出されるようになり、日本でも気品のある美しい犬として大変もてはやされるようになりました。
現在では室内ペットとして不動の人気を得ていて、世界中でたくさんの愛好家が存在します。
品評会も各地で盛んに開かれていて、その美しさを引き立てるために飼い主がいろいろな努力をしています。

美しい毛並みが特徴のシーズー

シーズーの大きな特徴と言えば、長くて柔らかい毛並みでしょう。
二層のコートにわかれているため、ふわっとした感じを醸し出していて、とても高貴な印象を与えます。
シーズーは小型犬に属していて、20センチ程度の体高がほとんどとなっています。

シーズーの体重は個体による差がありますが、5、6キログラムというのが多い傾向にあります。
小型犬ではありますが、筋肉はしっかりと付いていて運動能力にも優れ、力が強いという特性を持っています。
尻尾の毛が長くて上を向いているため、ゆったりと歩くときに美しい動きを見せて、金魚のように尻尾が動くと表現されることもあるほどです。

また、シーズーの毛の特徴としては、目と鼻の周りの毛が放射状に生えていて、独特の顔の表情を作っています。
菊の花のように見えて、他の犬にはないようなかわいらしい印象を作っているのがシーズーの人気の秘密でもあります。
カットやブラッシングをしっかりとしてこの美しさを保つようにしましょう。

とにかく大事にされることが好きな犬

貴族にずっと飼われていた犬という歴史があることからも分かるように、シーズーは猟犬のように何かの仕事をすることよりも、とにかく飼い主に大事にされるのを好みます。
宮廷ではひたすら人の膝の上や懐の中にいておとなしく愛情を注がれてきましたので、静かに飼い主と一緒に時間を過ごすのを好みます。

こうしたことから活発な子どもがいる家庭というよりも、お年寄りがのんびりと一緒に過ごすというスタイルの方がシーズーに向いていると言えるでしょう。
実際に、多くの高齢者がシーズーを好んで飼っていて、心に癒しを受けています。
シーズー自身も飼い主に深い愛情を持つ犬ですので、飼い主との深い関係を築くことができて、素晴らしいペットとなってくれるでしょう。